【なつぞら】第11回 天陽(荒井雄斗)の境遇を知るなつ(粟野咲莉)

2019/07/05
 
なつぞら
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学校の上映会で初めてアニメーション映画に触れたなつ(粟野咲莉)。

映画はポパイの「アリ・ババと40人」の盗賊。

ポパイはそんなに昔からあったんだとビックリ(私が)。

なつの反応やいかに?


なつとアニメとの出会い

初めてのアニメーション映画に触れ、喜ぶ子どもたち。

昨日は「(上映する映画は)チャンバラがいい!」と騒いでいた男の子も

映画を見て、よく笑っています。

 

すっかり魅了されたなつは、

上映が終わり、みんなが立ち上がっても、

うっとりと余韻に浸り、いつまでも座っています。

 

郵便屋さんは天陽のお父さんだった

なつが映画の感想を伝えようと天陽(荒井雄斗)に駆け寄ると、

天陽が両親と一緒に立っています。

 

そこで天陽の父・正治(戸次重幸)は

柴田牧場に出入りしている郵便屋さんだったことが分かり、

なつと正治は互いにビックリ。

 

「すごく面白かった。色がすごくキレイだった」と興奮して話すなつに、

天陽は兄から聞いた話として、

アメリカのディズニー映画がすごいらしいと伝えます。

なつぞら 粟野咲莉 荒井雄斗

「恐ろしい爆弾も作れば、ああいうもの(アニメ映画)も作るんだからな」

と正治。

少し強ばった表情になるなつ。

 

「学校もすぐにアメリカ礼賛というのは、どうなんだろうな。

 散々『鬼畜米英』とか呼ばしといて」と正治は続けます。

 

この年は終戦の翌年。

空襲で東京を追われ、北海道にやってきて苦労している正治が

複雑な心境になるのは、無理もありません。

 

なつ、天陽の家へ

別れ際、天陽はなつに、家に遊びに来ないかと誘います。

自宅に絵の具があり、絵を描かせてあげると言う天陽。

 

数日後、なつは天陽の家に遊びに行きます。

林を抜けていくと、小屋のような天陽の家が。

 

家の中には、天陽の兄が描いた色鮮やかな絵がたくさん飾られています。

一方、天陽が描いた亡くなった馬の絵は真っ黒。

 

亡くなった馬の絵だから黒いのかと尋ねるなつに、

「黒い絵の具は赤や黄色よりも安いんだって」と答える天陽。

 

苦しい経済状況を知ったなつは、複雑な表情を浮かべ、

天陽に絵を描くように勧められるも、

天陽の絵を見られただけで満足だと遠慮します。

 

天陽の貧しさと苦しい胸の内

いくら耕しても土が悪く、作物が実らない天陽の家の畑。

 

天陽の父は畑を耕す気力がなくなって郵便局の仕事をし、

母は近所の畑を手伝い、野菜をもらって帰ってくるといいます。

 

このままでは苦しいので、

秋にはここを去ることになるかもしれないという天陽。

 

しかし、天陽はここが好きだから、ここで生きたいのだと言い、

「くそーっ!」と叫び、畑に鍬を振るいながら、涙を流します。

 

なつの言いようのない怒りが噴出

牛舎の仕事をしながら、天陽のことを話したなつは、

悠吉(小林隆)から、天陽一家は「拓北農兵隊」だろうと教えられます。

 

空襲で家をなくした東京の人が、

政府に勧められ、開拓するために北海道に移ったのが拓北農兵隊。

 

しかし、まともな土地はすでに開拓されて人が住んでおり、

多くの人が東京に帰ったと菊介(音尾琢真)。

 

なつは作業を止め、泰樹(草刈正雄)の前に行き、

天陽の家の畑で収穫できるように助けてほしいと頼みます。

 

「土が悪いんじゃ無理だ。もうほっといてやれ」という泰樹に

「嘘つき! 

 『自分の力で働いていれば、いつか必ず誰かが助けてくれるもんだ』って

 言ったじゃない!」と怒りをぶつけるなつ。

なつぞら

自分がなぜあんなに怒ったのか分からないまま、

柴田家の家族とは食事せず、天陽のように馬の絵を描くなつ。

 

そこになつの父(内村光良)のナレーションが

「なつよ、それはお前が少なからず幸せだからだ」と重なります。

 

戦争で両親を失い、兄弟と離れて暮らす困難にはありながらも、

温かい柴田家で、衣食住には困らない生活をしているなつと、

家族とは一緒だけれども、困窮している天陽。

 

そんな理不尽さに、子どもながらに怒りを感じていたのかもしれません。


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