【家売るオンナの逆襲】第9話 足立の指摘が的確すぎる!
来週で最終回を迎える「家売るオンナの逆襲」。
毎週楽しみにしていたので寂しい限りです。
主人公の三軒家万智(北川景子)や
他の登場人物の強烈なキャラクターや
コミカルなやりとりに目を奪われがちですが、
実はこっそりいいことを言っている!!
ということで、第9話で私に刺さったのは、
足立聡(千葉雄大)のこのセリフ。
「結婚して家を持つ。そして子どもができる。
この光景を見てると、
そうでない幸せが許されないような
圧迫感を感じない?」
似たような建て売り住宅が並ぶ住宅街に住む夫婦。
他の家の前には当たり前のように
子どもの三輪車やおもちゃが置かれ、
子連れ世帯で賑わう中、アウェーな環境。
不妊治療もうまくいかず、
夫婦関係がギクシャクし始め、
夫が浮気し、妻が離婚を決意して、
家を売ろうとする。
そんな二人を見て、
この住環境が二人を追い詰めたのではないかと、
足立は想いを馳せます。
幸せの基準って、人それぞれで、正解はない。
「世間」の基準に合わせたとしても、
それが自分の幸せにつながるとは限らないし、
そもそも「世間」の正体が分からない。
分かってはいるけれど、分かってはいるけれど……
私の場合、二人目をいつ産むか問題で、
かれこれ1年ぐらい迷ってきた。
そもそも二人目を本当に産みたいのかなと
思うことも、なくはない。
自分が迷っているときに”幸せの形”を目にすると、
動揺するよね。
自分の軸を定めるのって、そんなに簡単じゃない。
そんな自分の境遇も相まって、
脚本家の大石静さんが紡ぐ
足立くんの言葉が刺さりました。
このセリフをうんうんと聞いていたのは、
きっと私だけじゃないと思う。