【まんぷく】第138回 中間管理職の鏡・神部
2019/07/06
萬平社長(長谷川博巳)から
新商品のカップ麺「まんぷくヌードル」に
入れる具材探しを命じられ、
四苦八苦する新商品開発チーム。
萬平の前に並べられた具材候補は、
高野豆腐、干ししいたけ、氷こんにゃくと、
なかなか渋いラインナップ。
これは私もいらない……(笑)
萬平も
「全く話にならん。
もっと彩りが華やかで、 洋風のものが欲しい。
もっと探せ!」と叱咤し、部屋を出ていきます。
そんな萬平社長の背中を見つめるしかない
商品開発部長の神部(瀬戸康史)。
傍らでは、部下たちががっくりと肩を落とし、
溜め息をついています。
すると、神部は突然「申し訳ない」と頭を下げます。
これには部下たちもビックリ。
あれだけ怒るのは、萬平が本気だということ。
萬平が新商品開発チームを信じて、期待しているからこそ、
きつい言い方になること。
だから「まんぷくヌードル」をおいしくする具材を探そうと鼓舞し、
部下たちの折れかけた心を立ち直らせるのでした。
上からはプレッシャーをかけられ、
下からは突き上げられる中間管理職。
一番やりたくないポジションですよね(笑)
その立場に置かれながらも、
萬平と部下の間に立って、萬平の言葉を通訳する神部部長。
いよっ、中間管理職の鏡!
香田家に押し入った元泥棒だということを
忘れそうになります(笑)