リュウグウノツカイを食べると味するの?最大と稚魚のサイズも判明!

2月15日に福井県の漁港でリュウグウノツカイが目撃されたとTwitterで話題になっていますね。
リュウグウノツカイという名前を初めて聞いた方も多いのでは?
ということで、リュウグウノツカイはどんな生き物で名前の由来は何なのか、食べることができるのか、どんな味がするのか、最大のサイズと稚魚のサイズはどれぐらいなのかなど、気になる情報を調査しました。
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目次
リュウグウノツカイとは?
福井きたら漁港にリュウグウノツカイ泳いでんねんけど。。
しかも2匹。。 pic.twitter.com/gWTeuT6s7o— 中川冬威 (@toythefishing) February 15, 2020
こちらが福井県の漁港で発見されたリュウグウノツカイの動画です。
「そもそもリュウグウノツカイって、どんな生き物なの?」と疑問に思う方も少なくないですよね。
リュウグウノツカイとは、アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する全長3mほどの大型の深海魚で、太平洋、インド洋、大西洋など、世界中の海の外洋に幅広く分布しています。
深海魚と言えど、海底から離れた中層を漂い、群れは作らず、単独で生活する孤高のお魚です。
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リュウグウノツカイの名前の由来は?
トレンドにリュウグウノツカイが入ってるけど、海とくらしの史料館にはおっきなリュウグウノツカイの剥製があります。#リュウグウノツカイ#海とくらしの史料館 pic.twitter.com/jqVaCr9YRp
— 谷山龍@2月14日より展示イベント境港にて (@taniyamaryou) February 15, 2020
ところで、リュウグウノツカイの名前の由来が気になりませんか?
漢字にすると「竜宮の使い」ですよね?
浦島太郎の竜宮城からやってきた使いの者かしら?
ということで、リュウグウノツカイの名前の由来を調べてみました。
リュウグウノツカイは全身が銀白色で、薄灰色から薄青色の線が側線(魚の側面にある器官で、線のように見える)の上下に互い違いに並んでいるそう。
背びれ・胸びれ・腹びれの筋は鮮やかな紅色で、神秘的な姿をしていることから日本では「竜宮の使い」と名付けられたのだと言います。
下の二つ目の動画の冒頭に映るリュウグウノツカイの色が青紫と紅のコントラストがキレイですよね。
初めて見ました。 pic.twitter.com/U793sB6kBe
— 中川冬威 (@toythefishing) February 15, 2020
それにしても「竜宮の使い」と名付けた人はロマンチックですね。
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リュウグウノツカイの最大サイズと稚魚のサイズは?
リュウグウノツカイが普通に屋外に展示していて水族館というより魚市場だった pic.twitter.com/7LuEQHcJGH
— はーしー (@Minoher84) February 14, 2020
全長3mほどと言われるリュウグウノツカイですが、最大のサイズはもっと長いそう。
最大のリュウグウノツカイはどれぐらいの長さかと言うと、全長11mだったと言います。
11mのリュウグウノツカイって、想像がつくようなつかないような感じですが、25mプールの半分ぐらいの長さということですよね。
では最大のリュウグウノツカイとは逆に、稚魚はどれぐらいのサイズなのでしょうか?
こちらは、2019年に沖縄美ら島財団研究センターがリュウグウノツカイの人工授精、ふ化に世界で初めて成功したときの映像です。
(稚魚は0:20頃から登場します)
このリュウグウノツカイの稚魚は全長7mmほどだそう。
7mmだった稚魚が全長3m、最大なら11mまで成長するとは驚きですね!
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リュウグウノツカイを食べることはできるのか?
#リュウグウノツカイ
使いのわりにボサーっとした顔 pic.twitter.com/mekTPGCiXP— suna_dokei (@rico_suna) February 15, 2020
素朴な疑問ですが、リュウグウノツカイを食べることはできるのでしょうか?
「竜宮の使い」という神聖な名前がつけられていますし、そんなに一般的な魚ではないので、食べるようなことはないのでは?
と思いきや、なんと市場でリュウグウノツカイが売られているというのです!
ちなみに、ある市場では1尾3000円で売られていたとか。
リュウグウノツカイを見てきました!
新湊きっときと市場 #リュウグウノツカイ pic.twitter.com/TpYiKfvkUd— junjun (@junjun49499177) March 3, 2019
市場で売られているということは、リュウグウノツカイを食べるニーズがあるということですよね。
あまり食べる気は起きませんが、食べるとどんな味がするのかは少し気になります。
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リュウグウノツカイって、どんな味?
今日、中央市場にリュウグウノツカイが入荷してました。
どんな味なんやろう?
捌くだけでも大変そう。 pic.twitter.com/72cYdTdjNo— けいしん (@k7aDuFtjH7fzbHa) July 22, 2019
市場でも売られており、食べることができると判明したリュウグウノツカイ。
リュウグウノツカイを食べると、どんな味がするのでしょうか?
「魚と言えば」のさかなクンもリュウグウノツカイを食べる経験を持ち、ラジオ番組で「トロトロに口の中でとろけました。(中略)漁師さんがぶつ切りにされていたので、おいしくいただきました」と味の感想を語ったそう。
ところが、リュウグウノツカイを炒めて醤油で味付けして食べたという水族館の学芸員さんは「歯応えはほとんどなく、15分以上熱しても水が出て、ベチャッとした食感で、お世辞にもおいしいと言えなかった」という、残念な味の感想を述べたとか。
そして、リュウグウノツカイを食べたレポートをまとめている方を発見!
この方はリュウグウノツカイを汁に入れたり、バター炒めにしたり、心臓を醤油バター炒めにしたりと、さまざまな調理法でリュウグウノツカイを食べることにトライ!
(0:30~1:10頃でリュウグウノツカイを食べるレポートが見られます)
この方曰く、リュウグウノツカイの心臓の醤油バター炒めの味が最高においしかったそう。
リュウグウノツカイを食べることにかける情熱に脱帽します。
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まとめ
福井県の漁港で目撃されて話題になったリュウグウノツカイの気になる情報をご紹介しました。
リュウグウノツカイは、アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する全長3mほどの大型の深海魚で、神秘的な姿をしていることから日本では「竜宮の使い」と名付けられました。
稚魚は全長7mmほどですが、最大のリュウグウノツカイは11mもあったそう。
リュウグウノツカイは市場でも売られており、食べることができますが、味の評判は賛否両論です。
おとぎ話のようなリュウグウノツカイ、一度見てみたいものです。